「うつ」
厄介この上ない。波はあれどもう二十数年、悩み、苦しみ、心萎える日々を過ごしている。ぐっすり眠った記憶も遠い。爽快感などという言葉は忘れた。
だが驚いたことにこの間(長期休暇はしたけれど)仕事は続け、結婚もした。家族も増えたし海外駐在もした。
「なんだ、ちっとも鬱じゃないじゃん」
と言われそうだが、一時は線路がずいぶん近くに見え、「いっそのこと、楽に」と思ったことも複数回ある。
今はそこまで(底まで)ではないが、見えない物事への不安、恐怖、時として「すくみ」、ざわつき・・・何とも表現のしようもない感覚を覚えることがある。
長すぎる。疲れた。
そんな時、WHOのページにこんな動画があることをあるカウンセラーの方が教えてくれた。
「I had a black dog, his name was depression」
https://www.youtube.com/watch?v=XiCrniLQGYc
初めてみたときに、「そう、そう」と涙がぼろぼろ出てきた。
先ほどもう一度見てみたが、すでに950万回(※)以上再生されている。有名な動画のようだ。(※2021年3月現在、1000万回超)
絶対に困るのだが、「うつ」と二十年以上付き合ってきたということは、そう簡単に「さよなら」できそうにはない。
だがしかし、何とか、少しでも「喜怒哀楽」のバランスがせめて等分になればと思う。
自分の中の黒い犬に「さよなら」すべく、これまでの「せっかくの経験」を少しずつ記してみたい。
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