2020年11月29日日曜日

マイナポイントいばらの道

 「JREに登録したSuicaでマイナポイントにチャージするだけ6000ポイントもらえる」という登録作業に45分かかった。ナイナンバーカードは取得したうえでの作業だ。

怒りがこみあげる登録作業


まず「JRE POINT WEBサイトにSuicaを登録する」ところでスムーズに行って15ステップを踏む。ここでかなりの人は脱落すると思う。

https://www.jrepoint.jp/information/suica_mynapoint/

マイナポイントはSuicaで貯めよう

 

次にマイキーIDを発行、設定を行う。その際アプリのダウンロード、暗唱番号入力、カード読み取り(これがなかなか読み込まない)を行う必要がある。その第二の難所を超えると今度はJRE POINT WEBサイトにログインして、「JRE POINT交換番号」を確認、入力する。そして再びマイナポイントアプリでマイナンバーカードを読み取る。ここだけでも10ステップ。

 

あきれて途中で数えるのをやめたが、30ステップではきかない。JRE POINT WEBサイトとマイナポイントアプリを行ったり来たり。それほど「デジタル音痴」とも思っていないが、パソコン、スマホをたたき割りたくなる。

 

さらに火に油を注ぐのは、この説明サイトだ。

https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/flow/mykey-get/stumble_pt/

ここに注意!マイナポイント取得までのつまずきポイント

 

すごくないか? つまずくように設計されているのだ。ポイント取得まではいばらの道だ。

つまずきポイント1の「スマホでマイナンバーカードが読み取れない!」から何と6つのつまずきが記されている。そして最後には「決済サービス詳細ページの「お問い合わせ」エリアに各問い合わせ先が記載されているので確認してみましょう」

そう、試されているのは忍耐力だ。

 

税金で作るシステムというのはこんなものだ。設計者出てこい!

2020年11月23日月曜日

やらかしちまった♪

♪やらかしちまった やらかしちまった どうしてこんなことになったのか

♪やらかしちまった やらかしちまった 自分で自分がゆるせねぇ

https://www.youtube.com/watch?v=AO7ZqH23lYA

【お笑い】 爆笑ソング ~やらかしちまった~

 

そう、この歌は、エンタの神様でトリを取る「どぶろっく」のお笑いソングの一つ。番組では彼らが真剣に歌い始めるとすぐにエンディングのテロップが流れる。ちょっと不憫な感じもしたが、何と言っても「オオトリ」だ。初めて彼らの歌を聞いていた時はエロソングに時折「そうだね」と同調しつつ、深い感慨は得なかったが、たぶん歌唱力は相当あると思う。

かなり、足りてない

勤労感謝の日を最後とした三連休に、「やらかしちまった」のだった。

年末大掃除には少し早いが破れて気になっていた障子を張り替えようと、重い腰を上げた。子供の頃、障子を破ればもちろん叱られた。「ごめんなさい」と言いつつ、子供が遊んでいるのだから紙は破けるものだ、と当時思っていた。

 

YouTubeで方法を事前学習。障子紙は前回の残りがあるし、両面テープも買い込み準備オッケー。朝七時からはがしにかかった。多少残ったこびりつきを濡れ雑巾で丁寧に処理し、その後しばらく乾燥させる。その間にジョギング、夕食の牛筋とカレー用黒豚の買い出し、SNSコメント対応(仕事)、図書館で予約しておいた本をピックアップ、昼食準備となかなかの充実ぶり。

 

そしていよいよ「張り」(張り、貼りモンダイは後日)に入る。家人の手を借り比較的スムーズに一枚完了。思ったよりもいい出来上がりだ。よしよし、二枚目。両面テープを張り終え障子紙を当てると、何と明らかに足りない!

サランラップのツヤツヤした面が永遠に続くようでいながら最後が突然クシャっとして、「らしからぬ」状態を見せるが如く、障子紙の最後も実に情けない終わり方をした。余った紙を縦にしても横にしてもどうしても足りない。

 

大きな窓ではないにしろ、見ようと思えば隣のマンションからは丸見えだ。いや、隣から見れば、こちらは間抜けな「のぞき窓」になっていて、間違いなくあちらがカーテンを閉ざすことだろう。

 

2020年11月22日日曜日

心配無用の「切り身御殿」

ジョギングの際よく通る小さな商店街に、小さな魚屋があった。オレンジ色のテントが目立つ店だったが、マグロと他一品の刺身が数皿並び、焼き魚も一種類程度。土曜の夕方に何度かマグロを買ったことがある。良い切り身で値段も手ごろ、週末のつまみに重宝していた。だが失礼ながら繁盛店には見えなかった。




店主も奥さんも、「築地で良い魚を仕入れていたところが豊洲移転を機にもうやめるっていうから、うちもそろそろ畳もうかと」なんて言っていた。だが実際には移転後もしばらく続いていた。数軒向こうの精肉店も店を閉めていた。売り上げも限られるだろうし、そもそも近所に大きなスーパーもある。小さな商店街などひとたまりもない。

 

ある日、ジョギングコースを変えたこともあったがその店の前を通った時に気が付いた。店ごと無くなり更地になっていたのだ。薄情なもので「ここは何があったんだっけ?」としばらく思い出せなかった。(それは自分の確実な記憶力低下でもある)

 

あー、あのご夫婦はどうしているのだろう。ついに店も畳んだか。

 

ところがつい先日、立派な住宅が建っていた。意外と奥行きがあったのか、駐車スペースは二台分、そしてそこには大型車が二台停まっていた。細々と(そう見えた)やっていた鮮魚店でずっと貯金していたのか、或いは魚屋は世を忍ぶ仮の姿だったのか。いずれにしても店舗の見栄えだけで判断していたのは愚かなことだった。心配無用。

 

それ以来、その道を通る時は「切り身御殿」と勝手につぶやきながら歩いている。

2020年11月16日月曜日

宇宙旅行をやってのけるアメリカ

プロレスショーのような大統領選を展開しているアメリカだが、日本時間20201116日午前927分、スペースX社のクルー・ドラゴンは打ち上げ成功、商用利用へ大きく近づくこととなった。トムクルーズが宇宙で映画を撮る日も近いかもしれない。

 

友人がNASAとスペースX社広報張りに、十二分な情報提供をしてくれたおかげで、今朝はそのLIVE中継にすっかり見入ってしまった。在宅勤務バンザイ。

 

中継を聞いていると、我々が飛行機に搭乗する時の、ボーディングブリッジは「Crew Access Arm」と呼んでいた。「発射まで50秒」はFifty seconds to lift off. 発射直後に「Great view of Dragon」。そして画面左下にはVelocity(速度)とAltitude(高度)が示されている。発射後511秒に速度時速10000キロメートル、また発射536秒で高度200キロメートル。

 

こんなことがライブ映像で見られるということに感激。

今日はまだずっと中継を見続けてしまいそうだ。





2020年11月7日土曜日

大統領選 はプロレスだ!

117日時点でまだ投票結果は出ていない。

アメリカと言えば民主主義の頂点のような国で、かつての盲目的なアメリカファンとしては「かっこよくあってほしい」と今でも思っている。

だがどうだ。

人種問題、銃規制、薬物に差別。小学校の道徳を持ち出すまでもなく「いけないこと」のオンパレードじゃないか。もちろん日本でも差別はあるしおかしなヤツは山ほどいる。人種ではないが同和問題もあれば外国人労働者への偏見もある。このあたりは人間という動物が持つ性癖なのだろう。

台本通りのプロレス


戦争で負かされた相手になぜ盲目的な憧憬を抱いていたのだろう。もちろん戦争リアル時代ではないというのはある。じいちゃんから戦争のハナシは聞いている。だが自分の記憶を辿れば、小学校の頃、ラジオでFEN(現AFN)を聞いて不思議な憧れを感じたし、好きな音楽は、邦楽から洋楽へ移っていったのも中学校の頃だった。高校ではラジオ英語講座でリスナー参加を果たし、大学生に至っては初めての一人旅でアメリカ横断した。(テレビでアメリカ横断ウルトラクイズをやっていたのも、気持ちを駆り立てる一つとなった)

 

大統領選挙に戻ろう。

まれに見る大接戦。コンマ1、2の僅差だ。集計で一歩間違えば極めて大きな禍根を残すことになる。だが、これまでのテレビ討論のみならず、誹謗中傷の数々。アメリカにとってそれが大統領選の醍醐味なのかもしれないが、賛成できなくても相手の意見に耳を傾けるという最低限のルールは守りたい。

 

ライバルメディアである読売新聞と朝日新聞。以前読売新聞の記者の講演を聞く機会があった。その時、朝日新聞の記事を珍しく褒めていた。記事を書く者として共感したのだろう。相手が嫌いでも受け入れ難くても、理解しようとする気持ちが大事だということをその人は言っていた。

 

ディベート教育を早期に行っているアメリカで、相手を打ち負かすことは、時に自己が生存するための基本行動なのかもしれない。だがしかし、今回の舌戦を通り越した極めて醜い応酬は、頂点国家のものとはまるで思えない。社会主義より民主主義の方が世界的にマイナーだという衝撃的な記事を読んだが、衰退は着実に始まっているのかもしれない。

 

まあ、相手を挑発しあい、筋書きが出来上がっているプロレスみたいなショーだと思えばそこまで深刻になることもない?

2020年11月3日火曜日

魚ジャンプに動じぬサギ

ジョギング中にはいろいろなものに出くわす。

近所の小名木川の両サイドはきれいに整備されていて、散歩、ジョギングにはもってこい。自転車は通行不可なのも安心だ。犬の糞を片付けないヤツには閉口するが、あとはいたって平和。常に釣り人がいて、ここはハゼ釣りの名所だと知った。

 

https://baysidecouncil.net/archives/5015

ハゼ釣り。江東区小名木川クローバー橋で試し釣り♪(´ε )

 

水がきれいな時にはハゼ以外にも何やら大きな魚も悠々と泳いでいるのが見える。しかも結構な確率でジャンプに出くわす。だがさすがにシャッターチャンスはそう簡単には訪れない。最近ヒマではあるが動画を撮って編集するほど凝ってはいない。(といいつつ、ジャンプはこちら


立ちしょんではない

東大島方面へ行くと旧中川にぶつかる。その先の橋を渡れば「千本桜」。春は最高だ。

先日この「川の駅」なる施設のそばを走っていると、いつもと違う賑わいを見かけた。ラジコンヨットレースだった。写真は後ろ姿だが、リモコンを必死に操作しているに違いない。この川の駅は、水陸両用車が川にドボンと入るところでもある。なぜか足湯があるのだが、ちょっと浸かる気はしない。売店も心なしかさびしい。

 

https://www.city.koto.lg.jp/470701/machizukuri/kasenkoen/shuun/river_station.html

旧中川・川の駅

https://rcyacht2019.web.fc2.com/schedule/schedule_menu.html

ラジコンヨットレース

なかなかの立ち姿


小名木川の反対側を今度は西へ向かう。しばらく行くと前述のクローバー橋にたどり着きそこから猿江恩賜公園方面へ北上する。公園内を二周して戻ったところで今度は「アオサギ」が手すりにとまっている。でかい。しかも驚かないところに、こっちが驚く。驚きついでに数枚撮影。別の公園で、種類の異なるサギを見かけたことがあり、都会のわりに自然豊かなのかもしれない。

 

次は何が飛び出してくるか、楽しみだ。

2020年11月1日日曜日

女性歯科医の罠@香港

何科であっても海外で病院に行くのは心細く、言葉の不安も募る。

25年前、4年弱駐在していた香港で歯が痛くなった。ちょいと風邪を引いた、お腹を壊したというのと異なり歯痛は放置できない。

幸い、駐在員規定の中で医療費をカバーしてくれる。必要最低限の治療をして、日本に戻ったときにきちんと治そうと思った。日本でもそうだが、歯医者は「相性」みたいなものがあって、痛い痛くない、治療期間が長い短いなど、医者によってずいぶんと左右されるものだ。


他社の駐在員に聞いて、オススメの歯医者へ行くことにした。

歯科医は女性でイギリス籍だという。若いわけではないがちょっとチャーミングな先生だった。虫歯を治すのにチャーミングかどうかは関係ないし、削られればやはり痛い。だが「そうでない」よりはいい。

こんな感じだったのだろうか


一回の治療時間は長くないが、その分回数が多いのが気になった。予約を取るのも、行くのも面倒だった。だがなぜか嫌でない。歯医者特有のニオイはするし、痛い時は痛いのに、だ。

 

近かったのだ。チャーミング先生が。こちらはバカみたいに口を開けて、苦痛に耐えているが、その間、先生の胸がこちらの肩口当たるのだった。いや、確実に当てに来ていたのだった。それからは気になって仕方がない。

まずい。このままでは虫歯でない歯も全部削られてしまう。

虫歯12本なら1回では終わらないが、34回がいいところだろう。受付も人が悪い。やっと気づいたかという顔で、「もう(治療は)いいです、って言わないとずっと続きますよ」。

ある意味悪徳歯科医と言える。企業の駐在員なら治療費が自腹でないこともお見通しなのだった。

 

チャーミング歯科医の罠。

前々回、歯を抜いたハナシを書いていて思い出した、ちょっと懐かしい香港の思い出でした。

1丁目のバーガーキング

前回ハンバーガーを食べたのは、 2019 年 2 月、サンディエゴの Burger Lounge だ。滅多に食べないこと、そして滅多に行かないアメリカで食べたのでよく覚えている。彼の地に住む中学時代の同級生が連れていってくれた。アメリカーンな美味しいものだった。 最寄り駅にバーガ...