2020年11月7日土曜日

大統領選 はプロレスだ!

117日時点でまだ投票結果は出ていない。

アメリカと言えば民主主義の頂点のような国で、かつての盲目的なアメリカファンとしては「かっこよくあってほしい」と今でも思っている。

だがどうだ。

人種問題、銃規制、薬物に差別。小学校の道徳を持ち出すまでもなく「いけないこと」のオンパレードじゃないか。もちろん日本でも差別はあるしおかしなヤツは山ほどいる。人種ではないが同和問題もあれば外国人労働者への偏見もある。このあたりは人間という動物が持つ性癖なのだろう。

台本通りのプロレス


戦争で負かされた相手になぜ盲目的な憧憬を抱いていたのだろう。もちろん戦争リアル時代ではないというのはある。じいちゃんから戦争のハナシは聞いている。だが自分の記憶を辿れば、小学校の頃、ラジオでFEN(現AFN)を聞いて不思議な憧れを感じたし、好きな音楽は、邦楽から洋楽へ移っていったのも中学校の頃だった。高校ではラジオ英語講座でリスナー参加を果たし、大学生に至っては初めての一人旅でアメリカ横断した。(テレビでアメリカ横断ウルトラクイズをやっていたのも、気持ちを駆り立てる一つとなった)

 

大統領選挙に戻ろう。

まれに見る大接戦。コンマ1、2の僅差だ。集計で一歩間違えば極めて大きな禍根を残すことになる。だが、これまでのテレビ討論のみならず、誹謗中傷の数々。アメリカにとってそれが大統領選の醍醐味なのかもしれないが、賛成できなくても相手の意見に耳を傾けるという最低限のルールは守りたい。

 

ライバルメディアである読売新聞と朝日新聞。以前読売新聞の記者の講演を聞く機会があった。その時、朝日新聞の記事を珍しく褒めていた。記事を書く者として共感したのだろう。相手が嫌いでも受け入れ難くても、理解しようとする気持ちが大事だということをその人は言っていた。

 

ディベート教育を早期に行っているアメリカで、相手を打ち負かすことは、時に自己が生存するための基本行動なのかもしれない。だがしかし、今回の舌戦を通り越した極めて醜い応酬は、頂点国家のものとはまるで思えない。社会主義より民主主義の方が世界的にマイナーだという衝撃的な記事を読んだが、衰退は着実に始まっているのかもしれない。

 

まあ、相手を挑発しあい、筋書きが出来上がっているプロレスみたいなショーだと思えばそこまで深刻になることもない?

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