気分転換でもしてみたら?
どんなことをすれば気分転換になるだろう。
どんよりした重たい気分の中、いろいろやってみた。
深呼吸してみる、市民プールで泳いでみる、いつもと違う道で帰ってみる、一駅前で降りて歩いてみる、ジョギングしてみる、めったに行かない銭湯へ行ってみる、映画を見に行ってみる、行ったことのない居酒屋にふらっと入ってみる、ラジオ番組に投稿してみる、同じ靴を二足買ってみる、ライブを見に行ってみる、遠くはないので実家に帰ってみる、たまには、と豪華な食事をしてみる、唸ってみる、日帰り旅行へ行ってみる、「行ってきます」と言って公園のベンチに座ってみる、午前休をとってみる、午後休をとってスパへ行ってみる、年休をとってみる。ブレインダンプをしてみる、6800円もするワインを買ってみる、拝んでみる、祈ってみる、般若心経を聞いてみる、妻に怒鳴ってみる(ごめん)。
大概はうまくいかない。
そんななか、5年前から続いていることがふたつある。ジョギングと日記だ。スロージョギングに出会ったことで体力維持には極めて有効だった。とにかく、とてつもなくのんびり走る。走らないといってもいい。だから疲れない。だから続けられる。休みは家でぼーーーーーっとすることが多かったのでこれに出会ったのは幸いだった。
日記は文具屋で普通に売っている「三年日記」帳。THREE-YEAR DIARYというやつ。黒くて、いっこうにしゃれっ気のないそれなりの厚さのノートだ。一日分の書くところが少ないのでこれにした。だが毎日これを埋めていくのは割としんどい。
継続は力なり。これでスッキリ!
とは残念ながらいかなかった。だが、これらがなかったら、きっとブログなど書こうとも思わなかったに違いない。