古今東西、似た曲というのはあるものだ。
名曲と誉れの高い楽曲が、盗作疑惑があったというのは「天国への階段」が裁判沙汰にもなったことで分かる。ちなみにこれは盗作に当たらないという判決が下っている。
先日、「一家に一枚 The Nightfly / Donald Fagen」の際に購入したうちの一枚、「THE ROYAL SCAM」の二曲目、「THE CAVES OF ALTAMIRA」を聴いていたらまた思い浮かんでしまった。「風」というグループの三枚目のアルバム、「Windless Blue」の二曲目の「夜の国道」と酷似しているということに。
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| 世界史の教科書でおなじみ |
「THE CAVES OF ALTAMIRA」(アルタミラ洞窟)といえば、それにピンとこなくても、世界史の教科書に出ていたあの赤茶けた洞窟壁画を覚えていることだろう。例によって、スティーリーダンのこの楽曲の歌詞の意味まで拾っていないのでどんなことが歌われているかはわからない。まさかアルタミラ洞窟へ向かうために「夜の国道」を走ったではなかろう。
そしてさらなる驚愕。
「THE ROYAL SCAM」の三曲目「DON’T TAKE ME ALIVE」のイントロになったところで、これも風の「Windless
Blue」の一曲目「ほおづえをつく女」のイントロにしか聞こえない。あれれ?
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| 名盤のひとつに間違いない |
これはもう確信犯ですな。盗作なんて言わない。「インスパイア」されたのだろう。共に1976年のアルバムと表記がある。当時一般にインターネットはもちろん存在していないので、今ほど情報入手の即時性は無い。ここはひとつ、先入観を捨てるとどちらがインスパイアされたのかもわからない。
ひとつ言えることは、風の三枚目のアルバムは、二枚目までのいわゆる「日本のフォーク」からいわゆる洋楽系にがらりと作風が変わっていることだ。
別にどっちがどうでもいいのだ。今言えるのは、現在この二枚のアルバム「THE ROYAL
SCAM」「Windless Blue」どちらも心地よく聞けるということだ。


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