2019年10月20日日曜日

限りない癒し・自分の場合その1


限りない癒しその1

癒されるというと、少し安っぽいか。

Keith Jarrett, The Melody at night with you

そこらの睡眠導入剤より確実に効果はあると断言しよう。自分の「ジャズの師匠」が教えてくれたアルバムだ。この師匠、小・中学校が一緒だったがその後は別々に。長じて後、何度もあったり飲みに行ったりしたが、いつしかジャズの師匠になっていた。

聞くべき名盤はもちろん、「聞いてはいけない」(自分にはまだ早い)アルバムまで教えてくれた。こんな雰囲気の曲はないか、とか、ピアノソロが美しいやつ、というぼやっとしたリクエストにもたちどころに回答してくれた。
20年近く前、香港駐在時には国際電話をかけてそうした掴みどころのない要求を投げかけた。必ず毎回軽快にそして的確にアーティスト、アルバム名を教えてくれた。オフィスからの帰りにはHMVへ直行し、すぐさまCDを仕入れた。

youtubeによくある、眠れる系、リラックス系は電子音音楽が多い気がする。そして、5分で眠れると書いてある割には2時間、3時間モノだったりする。
その点、このアルバムはピアノ(とキースジャレットの多少の唸り声)だ。どこまでも優しく安堵できる。

癒しからは少しそれるが、楽曲と風景が強い印象と共に完全にくっついて離れないものがいくつかある。
EaglesNew Kid in Town(アルバムホテルカリフォルニア全曲)と志賀高原スキー場。
Steely DanPegとアメリカ、フロリダ州の南端、キーウエスト。
Huey Lewis & The NewsThe Heart Of Rock & Rollと長距離バスのグレイハウンド。
Every Little ThingFor the momentと駐在時の香港オフィスから自宅までの車の中。
QueenBohemian Rhapsodyと中学校の音楽室。(これはそこで聞いたのではなく、イントロコーラスの練習をした)

それぞれの曲が、その場所にいたときにかかっていた、或いは練習していたと言えばそれまでなのだが、とりわけ印象が深い。キーウエストでその時あったベトナム人の顔も名前も覚えているし、香港の帰り道はカーブの順番まで頭に残っている。

「癒し」とは少し異なるが、音楽がもたらす心地よい思いに変わりはない。

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