2019年10月14日月曜日

吹っ切れるきっかけをくれた恩人



「もう、いいんじゃないですか?」

何度も何度もお世話になったカウンセラーの方がある時そう言ってくれた。

常に眠たそうな表情で、柳に風といった印象(スミマセン)のその方は、
「もうそんなに自分を責めたり、一生懸命やろうとしたり、積極的とか、キャリアがどうしたとか、そんなことは考えなくて、もういいんじゃないですか。好きなように生きていきましょうよ」

泰然自若とした感で、そんなふうに、ゆったり、じっくり、そして染み入るように話してくれた。

認知行動療法という言葉にも方法にも初めて出会った。匙を投げずに根気よく教えてくださった。今はその方のカウンセリングは卒業したが、個人的に「緩いおつきあい」をさせていただいていると勝手に思っている。

自分では気にしていないと言いながら、周りの評価に(一喜)一憂してみたり、まだ取り掛かってもいない仕事に過度な心配をしてみたり。いろんな懸念を自ら探しだし、小さなことでクヨクヨする。自分ではそんなに小さいとは思っていないのだけれど。他人から見たら「?」のようなことばかりなのだろう。
そんな自分の性格や考え方を理解してくださったうえで、投げかけてくれたアドバイス。

知らない間にがんじがらめに固く絡まった結び目の一番上がひとつ解け、
長年落ちることのなかったシミのようなものが、少し滲んでいった瞬間だった。

「ふぅーーーーーーーーーーーーー」と深呼吸をしてみた。
後から分かったことだったが、自分が飼っていた「黒い犬」はその時少し、だが確実に小さくなった。

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