2021年6月17日木曜日

忘れられない味・初めての味


中国書籍の検索をしていたら台湾の食品のページを見かけた。台湾といえば「牛肉麺」。そして牛肉麺といえば紅焼牛肉面だ。かつて出張時には必ず食べに行った。会社の前の、何ということはない小さな店の真っ赤なスープがたまらなく美味しかった。辛さもちょうどよく、高菜も入れ放題。安上りだった。

 

忘れられない味はいくつかある。

今でこそポピュラーだが、1990年に北京の四川飯店で出会った「酸辣湯」は衝撃的だった。酸っぱいのはわかる。辛いのもわかる。だが酢と胡椒などの合体からなる「酸っぱ辛い味」を、初回は好きになれなかった。初めて過ぎて堪能できなかった。だが、二度目からは正に病みつきになった。熱くて酸っぱいのでむせないよう、注意したほうがいい。

 

次はその北京語言学院(現北京語言大学)で学んでいた当時、家庭教師をお願いしていた図書館員のおばさんの家で出していただいた「炸面」(炸醤麺:じゃーじゃんめん)。これもシンプル素朴の極みで、その後何度も作っていただいた。ひき肉の味噌炒めときゅうりの細切りを冷やし麺にのせてかき混ぜて食べるスタイル。そのおばさんは全く日本語を解さなかったため、コミュニケーションには苦労したが、美味しい物への感謝は伝わったと勝手に思っている。

 

最後は(本当はもっとある)語言学院の留学生食堂のレギュラーメニュー、豚肉じゃがいもピーマン味噌炒め。青椒肉とか,土豆肉だと思うが、肉の「」は細切りであるのに対して、学食では豚肉とじゃがいもがサイコロにカットされていた。甜麵醬の甘みが程よく、夕食時にはビールのつまみによく頼んだ。当時おかずがひと皿2元、燕京ビール大瓶が1.5元だったかな。

 

ずいぶん素朴なものばかり並んだが、何度食べても飽きないというところがポイントか。

 

ちっとも中国書籍のハナシにはならなかった…。

 

 

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