2020年4月25日土曜日

ずるいピアノ


イチバンずるい楽器は何といってもピアノだ。

88鍵、その音域は圧倒的と言える。ひとりでオーケストラの音域をカバーする。「ピアノのためのソナタ」なんて聞いたことがあるし特別扱い感が著しい。左手でベース音や和音を、右手でメロディを奏で、とにかく一人で全部完結できてしまうのが憎らしい。それを弾きこなす人はもっと憎らしく羨ましい。

魅力は尽きない

「駅ピアノ」という番組がある。駅に置いてあるピアノを旅行者から近所の人まで誰でも自由に弾く様を固定カメラでとらえたものだ。その人が語る「音楽とは」「ピアノを始めたきっかけは」「なぜその曲を選んだのか」といったちょっとしたエピソードがいい。

実家にピアノがあった。ヤマハのアップライトだ。おそらく兄が習っていたのだろうが弾いているところを見たことはない。自分もいつしかピアノ教室に通っていたがほどなくやめてしまった。バイエルも終わっていないから習ったうちには入らない。もちろん全く上達しなかった。

何年も経ったのち再び触りだした。シンセも買ったしエレピも買った。弾けそうな感じがしたからだが、やっぱり思ったようにはいかない。ギターと違ってピアノは「耳コピ」ができないことに気づいた。一度に6音も8音も出す「ずるい和音」だからだ。譜面をろくに読めないのも仇となった。
フォークギターも、ストラトキャスターも、ガットギターも買った。

それでもピアノを弾きたい。


「駅ピアノ」をみてそう思い始めている。

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