コロナはいろいろな日常を塗り替えていったが、働き方はその最も大きなことの一つだ。もはや在宅勤務はそれが当然だったかの如く語られ、年齢や勤続年数は関係なく「仕事に対して人を割り当てる」ジョブ型が急速にクローズアップされている。
年齢に関係なく優秀な人材が要職に就く。
自分の勤める会社ではずいぶん前からそうなっている。女性もしかり。女性活躍うんぬんの前から女性グループリーダーはいるし、役員もいた。俺は「下駄をはかせてもらって」ヒラ管理職になるのがやっとだった。女性が優秀で(or/and自分がアホで)加点しないと管理職試験に合格できなかったということだった。当時の上司がそう解説してくれた。そいつ(上司)は本当に人望のない男だった。
もっとも、その後順調に昇進しないので、本当にダメだったと今は十二分に理解している。
![]() |
| だいぶ履かせてもらったらしい(知るか) |
入社後、二年少しで当時できたばかりの海外研修制度を活用、そのまた一年後には正式に一年半の留学に出た。図らずも行った先で嫁を見つけた。そして国際部への配属と序盤は快調だった。
だがさらに何年かを経て駐在からの帰国後、突如として発症した鬱は、その後ピークに達し、うつ病になった。(うつとうつ病の決定的な違い)
30年前にしては、社会人留学も国際結婚も、そしてうつで休暇をとったのもそれほど多くはなかったと思う。留学者数推移を見ると、自分が行った1990年は1986年の底から2004年のピークに向けた増え始めるころの段階だ。しかも行先は中国。今でこそ中国への留学生はアメリカ、オーストラリア、カナダに次いで4位だがその当時は不人気だったに違いない。
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/__icsFiles/afieldfile/2019/01/18/1412692_1.pdf
「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について(文部科学省平成31年1月18日)
「国際結婚数は1980年代に一気に増加し、年間1万件以下だったのが、1990年代に入ると2万件を超えるように」なったという。少なくとも当時、自分の周りにはいなかった。1991年に婚姻届けを出した時は、まず偽装結婚を疑われたものだ。ひどいもんだと思ったが、実際多かったのだろう。
https://data.wingarc.com/international-marriage-21492
日本における婚姻総数と国際結婚数(データのじかんHPより)
ハナシが飛び散ったが、自分の経験は、その時々では早めだったと今思う。うつで休みを申し出た時の上司は二つ返事で即応してくれた。その上司を今も尊敬している。休ませてくれたからではなく、理解を示してくれたからだ。後にも先にもそういう人はあまり見かけない。
休みたくて休んだのではない。休まざるを得なかった。
その時休んだから、いま、こうして駄文を綴っていられるのだ。
感謝。

0 件のコメント:
コメントを投稿