中学や高校の頃は家に帰るとすぐに、そしてずっと机に突っ伏し、ラジカセの小さな窓に見えるカセットテープの回転を飽くことなく見続けながら音楽を聴いていた。わざわざ録音しているのだから好きな曲ばかりが詰まっている。カセットは書棚からもさすがに姿を消し、224枚のCDとファイル数5720、22.6GBが「私のレコードアルバム」になっている。
カセットテープに曲を録る際は、そもそもどの曲を選ぶか、そしてどういう順に並べるか、90分テープなら片面45分に、45分テープなら23分になるように、吟味を重ね、熟慮を重ねて録音に入る。テープが終わりそうな頃には残った「巻き」を見ながらフェードアウトなどという技も覚えた。
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| ある日のプレイリスト |
曲のストック(当時はレコードやCD)が増えてくると、選曲のテーマを考えるのも楽しみの一つだった。ロック、フォーク、歌謡曲といったジャンルだけではなく、「タイトルに夏がつく」とか「雨の日に聞きたくなる」と次第に凝ってくる。「静かめ」「ダンサブル」「洋から和へ」「土曜の午後」「日曜の朝」など。ヤフーの音楽部屋が懐かしい。
今思えばウォークマンもケータイもないのだから、わざわざテープに録音などせず、レコードやCDを聞けばよかったのだが、なぜか「もったいない」気がした。レコードが減ってしまうのでは、などと思った。よく、レコードが擦り切れるほど聞いたという表現をするが、擦り切れたという人に出会ったことはない。
久々に雪の予報が出ている。
休みで外出しないと決めている日の雪は悪くない。

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