2020年6月12日金曜日

「たった本」の功罪


新聞の書籍紹介欄に、ロバート・アイガー著「ディズニーCEOが実践する10の原則」があった。「自分を見失わず革新に挑む」という見出しがついている。

書評では、

「タイトルの「10の原則」は決して目新しさを感じさせるものではないが、本文と付録の教訓に目を通せば、いかにその原則が成功を導くカギであり、決して容易なものではないことが鮮烈に伝わってくる」
本書は「本当の自分を見失わないことが、リーダーの本質だ」と締めくくる。

とある。

世にあふれる「たった本」
そう、誰もが実践できないから氏は米ABCテレビでも、ウォルト・ディズニー・カンパニーでも成功者となったのだ。「アドラーは言うけれど」でも記したが一般人、凡人にはできない習慣なのだ。(と思い込ませるのだ)

「7つの習慣―成功には原則があった」「ダイエットを成功させる たった5つの習慣」「代謝を良くするたった5つの習慣」「リーダーになる人のたった1つのこと」など世界中に限りなく「たった本」がある。N=1結果のオンパレードだ。待てよ。そうだとすれば、「たった本」を何百も寄せ集めて分析すれば「それなりの習慣」は煎じ詰められるかもしれない。成功者をたくさん集めての分析ならたった一人のたった本よりは信ぴょう性が高い。

さてそんな理想には程遠く、五里霧中、暗中模索、呉牛喘月、前途多難な日を送る自分の習慣は何だろう。

・朝のコーヒー
・体幹トレーニング
・週末ジョギング

ここまでは悪くない。

・仕事帰りの居酒屋通い

これも考えようによっては一日のリセット、明日への動機付けともとれる。

・悲観癖

これは・・・。これが抜けないから負のサイクルを巡ることになるのだ。鬱々たる自縛呪縛。たった1つの苦しい習慣だ。何度味わってきたことか、この苦境。脱出する術をいまだに持てない。

成功習慣で全員がリーダーだらけになったらいったい誰が働くのだ。だからもう次は会社員はやめておこう。

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