2020年7月6日月曜日

微力ながら


「微力」という言葉には、「力が乏しい」「力が足りない」などの意味があります。そのため、「微力ながら~」は、「力が乏しいですが~」「力が足りないですが~」という意味になるので、自分の力量に対する謙譲語になります。

「私など、何の役にも立ちません」と宣言しておきながら、もしうまくいったらそれは「私が尽力したから」と言わんばかりのフレーズだ。同頁には、用例としていくつか挙げられている。

l  微力ながらご協力させていただきます。→いちおう、やるにはやるけど期待しないでね。
l  微力ながらお役に立ちたいと思っています。→思っちゃいないけど、言うだけは言っておきます。
l  微力ながら尽力させていただく所存でございます。→もしうまくいったら、それはオイラが手を尽くしたからだよ、忘れんなよ。

いやだね、こういう日本語。もし「その気」があるなら、思い切って「全力で応援します」とか言うべきだよな。そもそもやる気がないからそういう表現になるのだ。

さて、今日は久々にオフィスへ出勤した。閑散としていて、まるで東日本大震災の週開け月曜日のような歯抜け状態。コロナがある意味追い打ちをかけ、「在宅勤務は当たり前」なのがイケてると思いこまないといけない状況。これも嫌だね。在宅でできることとできないことがある。「雑談」もその一つだ。事実、何気ない会話から「それ、どうなっていたんだっけ?」と、案件の解決の糸口をつかんだことは多い。家でぼーーーーーーーっとしていたら(ぼっとしているのも悪いが)掴めないハナシだった。
 
2000円で威張るなってーの。

そうそう、微力のハナシ。会社に行かないと「帰り道」がなく、よって寄り道もできない。四カ月近く無沙汰したS駅のY酒場。相変わらずほどよい無愛想感がいい。久々、店に入るなり「あ、シュッシュ(消毒)してね!」というのが唯一変わったところだ。客の入りはやはり半分以下だ。

お通し、大瓶、チューハイ、豚カラ、枝豆でジャスト2000円。やっぱり通うべきだと再認識する。こういうのを、「微力ながら応援する」というのだ。いや、今日から改めよう。「全力で支援します!」

2000円くらいで、大声出すな!




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