2020年7月24日金曜日

興奮する宅急便追跡アプリ


通販で物を買うことはほとんどない。宅急便で荷物を送ることも年に三回もない。幸い近所に一通りの買い物ができるところもあるし、小さな子供の育児中で外出もままならないというわけでもない。難しいモノを買うわけでもないし急いでいればむしろ買いに行く。

ちょっとカッコつけ過ぎかもしれないが、自分で買いに行けるモノを運んでもらうことがドライバーの労働環境を圧迫し、トラック排気が増えることにつながる気がしている。そもそも自身が買うものは見て買いたいという根本的な欲求もある(古い人間なのだ)。運ぶ荷物の多さゆえドライバーがストレスのため、荷物を放り投げていた映像は記憶に新しい。

だがしかし。
修理を依頼したパソコンが名古屋から東京に戻ってくる状況を、追跡アプリが知らせてくれる。その時々刻々の「生中継」にはちょっとした感動を覚えた。そのパソコンを早く手元に欲しいという心理を安心させてくれるからだ。

時々刻々と中継される

名古屋のパソコン修理の会社から、「明日、発送します。伝票番号は・・・」というメッセージがまず届いた。そしてそこに記されていた翌日伝票番号を入力すると出荷日が示され、予定通り集荷されたことがわかる。名古屋から自宅までの経路は

修理会社→港営業所→中京中継センター→関東中継センター→●●営業所(最寄り)

となっている。それぞれの場所についた時刻も表示されている。集荷された日の午後710分に中京に、翌日午前551分に関東の中継センターとある。

果たして中継点到着の詳細な時刻情報まで必要なのだろうか。そう思いつつも、「待っている荷物」だからということもあり、その細かな「実況中継」に感激し、ワクワクしながらも安心して待てる。雨降ってるけど気を付けて来てくださいね、と言う気持ちにさえなる。

例えば自分が荷物を送るとき「明後日までに届いてくれればそれでいい」くらいに、今でも思っている。だがいつからか、着荷日付はもちろん、午前午後、そして時間帯まで指定できるようになった。それでも再配達は多く、ドライバーの負担は増えていた。
このアプリというか、荷物の経路を把握する物流のすごさは誤配送を減らし、何かあった際には記録として追跡できる。デジタルの進化が荷物を託す者と扱う会社双方を便利にした事例だ。

ちなみに通販会社へ登録した私の住所欄には、「基本宅配ポスト」と記して以降、再配達はゼロとなっている。

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